chair A-4 Light
北欧と日本の美意識が交差する造形思想を受け継ぎながら、さらなる軽やかさを追求した進化形。
フレームは繊細な削り出しによって軽量化され、手仕事の温もりを宿すペーパーコードの座面が、より柔らかく身体を受けとめる。
明から北欧、そして現代の日本へと受け継がれてきた意志ある造形が、静かに、しかし力強く佇む一脚。
    
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Dark Walnut
ウォールナットのもつ気品に、より深みを与えたダーク色。クラシックはもちろん、モダンな空間にもマッチする。
 
Greige Oak
オークの素材感を活かして、より現代空間にマッチするグレージュ色を加えた、長く楽しめるカラー。
 
Kage Beech
空間に取り入れやすいダークグレー色でビーチ材を仕上げた。さまざまなコーディネートで活躍する一脚。
 
Natural Beech
軽やかなビーチの印象をそのままに味わうことができる。永く愛用することで、素材特有の経年変化を楽しめる。
 
北欧デザインの流れを受け継ぎ、現代に再解釈され た一脚
強度を保つ為の「木組み」や「持ち出し」、有機フォルムの実現のための曲線による「削り出し」など、人の手わざが多く必要となる椅子は、工業機械による大量生産には不向きです。しかし熟練の職人の手仕事によって作り出された椅子は 一生モノの強度と他を寄せ付けない美しさを持つにいたります。
 
究極の椅子の原点は明 (Ming) にあると着目し、その哲学を色濃く追及した北欧の巨匠たちはそれぞれの生涯で多くの傑作チェアを生み出しました。その近代史上のアンセムに追随するチェアは今も世界中で生み出されています。A-4 は、その経典を独自に解釈し、現代のデザインとしてプロダクトアウトされた意欲作です。
 
      アームの削り下ろし
腕を置いてちょうど肘位の場所のアームを鳥の羽のように削り下ろします。手首の関節 より肘の関節の方が外に張り出し、同時に下に位置するため、この角度が必要とされます。
 
      アーム先端部の形状
アームチェアのアームの先端部の「段差」は指を遊ばせる重要な部分です。ここに触れた指をいかに心地よくさせるかで、長時間座れるかどうかが決定すると言われています。
 
      シャープなエッジ処理
チェアの輪郭を形成するアーム外側のラインをエッジィに仕上げることで、チェアの立ち姿は美しく際立ちます。
 
      さすり工法
椅子は段差から壊れます。さすり工法とはその段差を人の手で削ぎ落とすことにより高い強度を実現します。
 
      脚の角度
後ろ脚を後傾させ、前脚も少し前傾させることで踏ん張りを強くし、体重のベクトルを分散させます。
 
      強度を保ち極限まで薄く
ウォールナットなどの堅い木だからこそ実現できる薄く絞り込んだアーム。一部えぐり取られるように削り込まれたアームにより、そのゆとりのある座り心地に反して持った時の軽さは使用者に嬉しい驚きをもたらします。
 
      削り込まれた脚形状
脚と台輪の接合部は太く、その他の部分は細く削り込みます。強度に関係ない所は徹底して削り抜く。これが全体の軽さにつながります。
 
      有機的フォルム
A-4 は、「強さ」のための木組み、「軽さ」のための削り出し、「座りやすさ」のための曲面加工を追求した結果、自然と「美しい形」に仕上がった椅子です。人に寄り添う形こそが本来のデザインであり、「有機フォルム」は、意図せず生まれる美しさにたどり着くアプローチです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
